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枝葉の受け入れ中止-東埼玉資源組合 [原発]

7月28日(木)

枝葉の受け入れ中止

東埼玉資源組合(越谷、草加、三郷、八潮、吉川、松伏町の5市1町で一般家庭ごみ処理組合を構成している一部事務組合)は、持ち込まれる枝葉、草でたい肥を作っていましたが、この受け入れを中止すると発表しました。

その理由として、枝葉・雑草には放射性物質が多く付着している可能性があり、たい肥化に適さないと判断したからです。

環境省が焼却灰などの検査を通達

これに先立ち、先月、環境省は、全国の一般廃棄物中間処理施設(焼却場、し尿処理)に対し、焼却灰、汚泥などの放射能汚染濃度を測定し、報告するよう求めました。

一度にたくさんの検体(飛灰、焼却灰、汚泥など)が検査機関に集まるので、とても処理しきれず7月8日の締め切りに間に合わないところが多かったです。そこで同省は、7月末を目途に測定を済ませるか、それでも間に合わないところは、いつ測定予定で、検査の結果が出るのはいつかを報告するように通達しました。

ちなみに安全性に影響がないだろうとする国の基準は8000ベクレル/㎏です。

全国からは、それでも予定したよりは速く測定結果が上がってきているようです。しかし、出そろうには不十分で、数値と放射能の移行の分析はまだなされる状態とはいえません。

久喜宮代清掃センターで6700ベクレル

それでも、埼玉県内自治体でも数値が公表されている自治体、一部事務組合が出てきました。

久喜宮代衛生組合が所管する3箇所の清掃センターでは、環境省の通達より速く、5月23日から6月2日の間に測定を終えています。この対応は適切であったと思います。久喜宮代清掃センターの飛灰から6700ベクレル、菖蒲清掃センター3100ベクレル、八甫清掃センター4100ベクレル、でした。

いずれの数値も、基準内ですが、それにしても低くない数字です。

この原因を考えてみました。久喜宮代のモデル地域では、可燃ごみから厨芥類をはずし、たい肥化に回っています。家庭内からでる可燃ごみに放射性物質が混じる率は低いはずなのに、なぜほかよりも高い数値になったのか・・。考えられる原因の一つに、草刈、剪定などをしたあと可燃ごみの日に出てくる「草、木」ゴミがあると思います。

いや、数字に表れるほど草木ゴミは出ていないはずだよ、とおっしゃる方はいると思います。しかし、5、6月剪定をする街路樹、庭の植木は多かったかもしれません。

見方を変えれば、焼却灰、飛灰に残った放射性物質は、焼却炉のバグフィルターが吸着させ取れたもので(飛灰中の放射性セシウム99.8%は付着させる機能があるといわれる)、管理、保管がうまくできればだいじょうぶ(かもしれません)。

が、枝葉の剪定枝は、これを通さないで直接たい肥になるわけです。

「東埼玉資源組合」の草木・剪定枝の受け入れ中止は、理解できます。

「久喜宮代衛生組合」は、今も受け入れをしています。毎日運ばれる枝葉を植剪機にかけ細かく砕き、6~12ヶ月積み上げ「たい肥」に熟成するのを待っています。このたい肥[有機1号」の人気は高く、来年3月の無料配布を待つ人も多い。

しかし、配付できなくなると、シルバー人材を使った毎日の粉砕作業も無駄になる。「東埼玉資源組合」の受け入れ中止判断をどう考えるのか、関心が広がります。

※環境省の決めた、(焼却灰中8000ベクレル)が全く安心かといえば、最初500ベクレルだったのを8000ベクレルに変えたといわれていますので・・・安心はできません。大気中の放射線量年間1ミリシーベルトから20ミリシーベルトに変えたのと同じで、とても基準内に収まらないから変えざるをえない非常事態の数値です。

被災地以外でも、高濃度が出た場合、一時保管することになっていますが、実は保管するものと、基準以下で埋め立てOKとなったものに、場所の違いはそんなにないのです。遮水シートがあって、屋根つきあるいは被いが出来るところなど、そうたくさんあるはずがないじゃーないですか。保管は<仮保管>として、処分場にただ置いておくだけということもあります。

遮蔽シート、被いがないところに放置された焼却灰、飛灰は、(燃やすことにより塩化セシウムになり)、土に吸収され、野菜・木の根が、その性質上カリウムと間違えて吸収してしまう可能性があります。

昨日、県が「たい肥」に新しい指針

昨日になって、県担当課は、県内の一部事務組合、自治体を集め、焼却灰などの基準とは別に、たい肥化に使う剪定枝などの原料について、あらたな基準を通知しました。

野菜など畑に使うたい肥の場合、放射性セシウムは200ベクレル/㎏以下を基準とする、その他のたい肥(畑に使わないもの)は1000ベクレルを基準とするというのです。じゃー、プランターの花、野菜はどうかというと、200。こうなるとまず測ってからからの作業。経費を使ってたい肥化にするのを一時見合わせるのも、一つの方法じゃないかと、私は思うのですが・・。ごみ処理施設も、国、県の通達が後手後手で複雑になり、被災地同様ご苦労が多くなっています。

 私は、管理さえしっかりすれば、それほど神経質に考えていません。が、現況として放射性物質はどう移行していくのか、廃棄物の場合の流れを書きました。


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